小児から高齢者まで幅広い年齢層への柔軟な看護体制
訪問看護ステーションつなぐでは、小児から高齢者まで年齢に関係なく支援を行い、それぞれのライフステージに応じた対応を実施しています。慢性疾患を抱えるお子様には病状の変化を的確に把握しつつ、ご家族様と協力しながら継続的な観察とケアを行っており、医療と生活の両側面から一人ひとりの暮らしを支えることで安心を提供しています。経験豊富なスタッフが長浜市でご自宅へと伺い、ご利用者様の身体の状態や生活状況に合わせた丁寧なケアを徹底しております。
一方で、ご高齢のご利用者様には加齢に伴う身体機能の低下を見極めたうえで、日々の体調管理や服薬のサポート、転倒防止を意識した生活指導など、安心してご自宅での生活を続けられるよう看護師が綿密な対応を心がけています。訪問の度にご利用者様の些細な変化にも気づけるよう、コミュニケーションを大切にし、細やかな視点からケアを行うことに力を注ぎ、一人ひとりに寄り添う訪問看護を徹底することで、住み慣れた場所での安心した生活が継続できるよう支援しております。
専門的な医療処置と日常生活動作への包括的支援
在宅酸素療法や経管栄養、人工呼吸器の管理など専門的な医療処置が必要な方にも対応しており、医師との連携のもと看護師が責任をもってケアを行っています。人工肛門や膀胱カテーテル、腎瘻などの管理にも対応し、清潔保持や感染予防に配慮した処置を実施することで、障がいや疾患をお持ちの方が慣れ親しんだ住まいで自分らしく暮らし続けたいというお気持ちを大切にし、その実現に向けて支援しております。ご自宅という慣れ親しんだ空間で、ご利用者様が落ち着いて医療的な処置を受けられるよう、質の高いケアを提供しております。
医療的処置に加えて、日常生活を営むうえでの動作補助や身体機能の維持・改善を目的としたリハビリテーションにも力を入れています。ベッドからの起き上がりや歩行といった基本動作をはじめ、排泄や入浴、食事など生活全般の動作に対する支援を行い、ご利用者様が自立した生活を継続できるようお手伝いします。その方のペースや状態に合わせたリハビリのご提案を行い、無理のない範囲で継続的に機能訓練を実施することで、ご本人の身体的負担を軽減するだけでなくご家族様の介護に対する心身の負担の緩和も目指しております。
24時間体制による安心の緊急対応サービス
夜間やご家族様のご不在時に急なご体調の変化が起こった場合でも、安心して自宅で療養生活を送っていただけるよう、24時間体制での支援を提供しています。日中の決まった時間帯だけでなく深夜や早朝といった時間帯にも対応しており、急変時や緊急の処置が求められる状況に即座に対応できる体制を整えることで、持病を抱えるご利用者様や高齢の方の夜間のご不調に対する大きなご不安を軽減しております。看護師による電話対応や必要に応じた訪問を通じて、ご利用者様がご自宅で安心して療養生活を続けられるようしっかりとサポートしております。
ご家族様の付き添いが難しい時間帯でも、看護の専門知識をもつスタッフが責任を持ってサポートいたします。病状が進行していく段階においてはご利用者様ご本人はもちろん、ご家族様も多くのご不安や悩みを抱えるため、そうした状況に寄り添いながら今後の過ごし方についてのご相談や在宅でできる医療処置の選択などについて丁寧にご説明しております。ご利用者様の僅かな体調の変化も見逃さぬよう細やかな対応を心がけ、訪問看護を通じて安心の日常生活をサポートすることで、ご家族様への指導や相談対応も丁寧に行い安心してケアに関わっていただけるよう努めています。
地域との連携による継続的な支援体制の構築
地域の医療機関や福祉施設、介護支援専門員、行政などと緊密な連携を図りながら、ご利用者様にとって必要な支援が滞りなく届くよう日々の情報共有や連絡体制の強化を図っています。そうした地域ネットワークの中でご利用者様が孤立することなく継続的に支援を受けられる環境を整えることを目指し、信頼関係の構築に力を入れてきました。在宅療養の環境は一人ひとりの異なる背景や生活リズムがあるからこそ、画一的な支援ではなくご利用者様に合わせた柔軟な対応を徹底し、生活全体を見渡しながら安心して毎日を過ごせるような環境づくりを心がけております。
地域で暮らすご利用者様がその地域の中で安心して生きていけるよう、看護師としての専門的な知識と技術を活かしながら日常生活に必要なケアを提供しています。単なる在宅での医療サービスの枠に留まらず、地域全体の福祉の向上にも寄与する取り組みを目指し続け、長浜市にて地域に生きる一人ひとりが安心して暮らせる地域環境・地域福祉への貢献を目指しております。ご利用者様の小さな変化に気付き必要な情報を迅速に医師と共有し最善の対応へとつなげることを重視しながら、新・旧長浜市を中心としたエリアで地域に根差した対応を続けてまいります。


